今後のPiapro Studioアップデート予定や、歌声ライブラリの開発進行について

「Vocaloid2 初音ミク」をリリースしてから今年で8年目。CVシリーズのリリース後、Append製品の開発などを経て、Vocaloid3製品へのアップデートやPiapro Studioのリリースなどを行ってきました。今年はVocaloid4エンジンとE.V.E.C.を搭載した「巡音ルカV4X」を皮切りに、積極的な展開を思索中となっておりますので、現時点での想定をお伝えさせて頂きます。

 

・PiaproStudioについて
Piapro Studio バージョン2.0では、VOCALOID4対応および E.V.E.C.機能の実装という内部機構の大きな改修を行いました。次に、Piapro Studio開発チームでは、Piapro Studioの編集機能そのものの強化・改善につき、本格的に取り組む体制へ移行してまいります。

大きな強化ポイントとしては、直線/消しゴム/オートメーションなど編集ツール類の強化、ズーム/ショートカット機能などのコントロール操作性の強化、オーディオ書き出し機能の強化などになります。また、公開時期は未定ですが、表現のアーティキュレーション化や、スタンドアロンアプリケーションへの調整など、大きな課題にも取り組みを行ってまいります。併せて、動作負荷軽減・高速化や、操作の手触りに関する調整などについても逐次進めていく所存です。

※機能追加・機能改善項目の詳細はPiproStudio.com内の詳細エントリーを御覧ください。

 

・今後の歌声ライブラリ開発について
ルカに続きまして、ミク、リン・レンの作業が本格化しています。現状、既存のオリジナルおよびAppendライブラリと、E.V.E.C.やクロスシンセシスなど新機能の兼ね合いを考えつつ、ライブラリの設計を進めておりますが、リンレンACT1波形のV4ライブラリへの組込みなど、シビアとなる作業を想定し、一部の制作フローをオープンにして進めていく予定です。例えば、開発中ライブラリによる音声ファイル比較を、何らかの形で有志のユーザー様方にご確認頂くことを検討中です。

 

以上の項目については、進捗があり次第、本ブログで取り上げさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

V4Xプロダクト企画制作担当:佐々木 渉(wat)