SONICWIRE

[NAMM2007・社長レポート]2日目終了!(現地:1月19日)

2007年1月20日 16:58 by wat

NAMM2007.gif

引き続き、NAMM SHOW 2007会場内のレポートとなります。

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https://blog.sonicwire.com/upload/2007/01/SANY0169s-thumb.JPG

VSLに新たな製品がラインナップされました(全てVienna Instrumentsエンジン
を搭載したソフト音源です)。

VIENNA SPECIAL EDITION
弦〜管〜打楽器まで、オーケストラの標準的な編成
をコンパクトに網羅した総合音源。他のVienna Instrumentsシリーズ同様に
Standard版($445)とExtended版($595)が有り。”コンパクトに”と言っても
Standard版でも数十GBのサイズがあり、迫力満点。

APPASSIONATA STRINGS
ポップ/ロックミュージックに馴染むストリングアン
サンブルを新たにレコーディングして収めたVI音源。バラード曲から映画音楽ま
で、様々に応用可能。20人編成Violin、14人編成Viola、12人編成Cello、10人編
成Double Bass収録。

SPECIAL BRASS
その名が示す通り”特別な”奏法だったり”特別な”楽器をフィー
チャーしたブラス音源です。Fanfare Trumpet(6人編成)やCornet、Alto
Trombone、Euphoniumを収録。

VIENNA KONZERTHAUS ORGAN
教会で収録されたパイプオルガン音源は数あれど、
この製品の様にコンサートホールで収録されたパイプオルガン音源は史上初です
(同時にVSL社Silent Stage以外で録音された初のVI音源)。Wiener
KonzerthausにてRieger Organ(1913年収蔵)を用いて収録。この製品はStandard
版のみ($595)。

Bosendorfer IMPERIAL
Boesendorfer社との提携の元、290コンサートグラン
ドを完全再現すべく開発された超高品位ピアノ音源。トータル54GBに及ぶ膨大な
サンプルで構成されているにも関わらず価格は$315とお手ごろ。

SPECIAL KEYBOARDS
Harpsichord、Harmonium、Prepared Pianoを収録。
Harmoniumとはリードを空圧で鳴らすパイプオルガンに似た鍵盤楽器。Prepared
Pianoはご存知現代音楽の巨匠John Cageが実践したピアノのに色んな異物を差し
込んで得られる心象的サウンド。

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https://blog.sonicwire.com/upload/2007/01/SANY0171s-thumb.JPG

Garritan社より新しいソフト音源エンジン『‘Drag and Drop’ Software Instruments』がアナウンスされました。エンジンの
開発が完了したら、現行製品を順次移行する予定です。写真は、Garritan
Personal Orchestraのインタフェース画面です。

それでは、また、明日もお楽しみに。

PS 今晩は、会場近くのHilton HotelにてPeavey主催のパーティがありチケット
をゲットしたので行ってきます。ライブパフォーマンスには、Bernie Worrell,
Leo Nocentelli, Marc Mizzo, David Ellelson, T.M.Stevens, Greg Howe,
Desiree Bassett, F5, Batterfly Stitch, tackhead, Mic Gillette, Jon Smith
などなど、デラックスな顔ぶれを真近で、しかも無料で見れるのもNAMMならでは
の楽しみのひとつですね。

07/01/20 20:30 ムービーを追加
garritan_namm07.gif
上記、Garritan『‘Drag and Drop’ Software Instruments』のムービー(mp4)

toontrack_namm07.gif

Toontrack社ブースにて、David “Fingers” Haynes氏によるドラムパッド演奏(mp4)


Hiroyuki Itoh

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