SONICWIRE

[メディア掲載番外]ドイツのDTM雑誌「PC&MUSIK」

2006年11月15日 18:07 by wat

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先月、来日したBestService社のクラウス社長から頂いたドイツのDTM誌『PC & MUSIK』のサンプル。本号には、VIENNA INSTRUMENTSの大特集が掲載されているほか、サンプリングCDも、Vengeanceや、ZERO-Gのタイトルが4種類も紹介されております。(内容は全てドイツ語です)

こ雑誌一冊(8&9月号)から、判断するのは少々強引かもしれませんが、随所に電子音楽のメッカである”ドイツらしさ”が感じられる部分が有りましたでので、ご紹介。

まずシンセ・プラグイン特集のラインナップが鮮烈で、文字がぎっしり詰まって10ページのボリュームって所がドイツ的。トップバッターは、問答無用でACCESS「Virus」から始まり、Proohet V、Absynth、V-Station、Vanguard、Z3TA+、BLUE、Creamware系プラグインに、XPhraze(なんと表紙にも!)、そして最後にフリーシンセのSuperwave P8と、ラインナップに編集者の鋭い趣向と、情熱がうかがい知れます(加えて、トランス系好きなのでしょうか?)。

次にドイツらしさ満点のDOEPFER社の2段キーボード「d3c」が、大きく特集されていました。大きさ的にも頑丈そうな作りも迫力満点なのですが、お値段も迫力満点で約1600ドル。昨今のUSB/MIDIキーボードの中では、かなり異様な存在感。ジャーマン魂を感じる、凄みがあります。(一度でいいから触ってみたい・・・)

最後は、他の海外誌ではあまり見かけていない(気がする)ドイツ、TerraTec社のプラグイン・シンセ「Komplexer」の特集。私もデモ版を試してその素晴らしさに魅了された一人ですが、これは、おそらく現在最高峰のウェーブテーブル・シンセの一つでしょう。そのスクリーンショットが並んだページは、思わず部屋に貼りたくなります。Waldorf microQのサウンドもインポート可能って所が、高機能性を物語っていますね。

以上、結局、ドイツ語が”ちんぷんかんぷん”である事を思い知ったwatでした。もう少し内容的に紹介できれば良いのですが、役立たずでスイマセンm(_ _)m

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