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[サポート情報] Vienna SuiteがAAXフォーマットに対応!MIR PROプラグインが公開!

2012年10月22日 19:12 by T

VSL社より、Vienna Suite 1.5.1819アップデータとMIR PRO単体プラグインが公開されました。

Vienna Suite 1.5.1819アップデータについて

このアップデータによって、Avid社ProToolsの新しいプラグインフォーマット「AAX-Native」に対応致しました。Windows, Mac環境共に、ProTools 10以降ではAAXプラグインとして動作します。

このアップデータにより、MacのPPC環境が完全サポート対象外となります。あわせまして、推奨動作環境がMac OS10.6以降に変更となります。

その他、アップデータによる修正内容につきましてはサポートページの「VIENNA社製品 アップデータ概要」をご確認下さい。

MIR PRO / MIR PRO 24プラグインについて

MIRPROPluginGUI.jpg

VSLユーザーアカウントのMIR PRO / MIR PRO 24ページに、MIR PROプラグインが公開されました。『VIENNA MIR PRO』『VIENNA MIR PRO 24』ユーザー様は無償でダウンロード頂けます。

今まで、MIRエンジンを使用するためには『VIENNA ENSEMBLE PRO 5』(以下VEPRO5)が必須でしたが、このプラグインにより、VEPRO5が無くてもMIRエンジンをお使い頂けるようになりました。

このMIR PRO / MIR PRO 24プラグインは、AU, VST, RTAS, AAX-Nativeプラグインとしてローカルホスト上で動作します。また、インストゥルメントプラグインとしてではなく、オーディオ・エフェクトプラグインとして動作します。

MIRPROPluginDimension.jpg

ホストアプリケーションには左図のプラグインをインサートします。このプラグインをインサートすると、ホストアプリケーションの裏に、下図のインターフェース(ステージビュー)が自動で出現します。

下図では、バーチャル・ステージ上にいくつかのアイコン(正式名称;MIRコントロールアイコン)が表示されています。左図のプラグインに送られたオーディオシグナルは、MIRコントロールアイコン(1つ)に流れてます。左図のプラグイン上に書いたチャンネル名は、MIRコントロールアイコン名として反映されます。

MIRPROPluginStage.jpg

今まで、オーディオトラックや、ホストプリケーション上に直接インサートしたソフト音源のシグナルだけをMIRエンジンに送りたい場合、VEPRO5に用意されている『AUDIO INPUTプラグイン』を挟むことになり、ルーティングの設定やトラック管理が少々煩雑なところがありましたが、このMIR PRO / MIR PRO 24プラグインを使うことにより、シームレスにMIRエンジンを使うことができるようになります。

MIR PRO / MIR PRO 24プラグインの日本語マニュアルにつきましては、近日、サポートページに公開致します。


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