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[メディア掲載情報] 高得点続出! @ COMPUTER MUSIC誌09/04

2009年3月30日 16:30 by ich

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英国COMPUTER MUSIC誌2009年4月号のレビューにて、Philtre Labs『BOLLYWOOD ELEMENTS』が10点満点中9点を獲得しました。また、Toontrack『EZX JAZZ』、SONiVOX『PLAYA』、Mutekki『AUDIOBOUTIQUE ELECTRIC ELEMENTS』(4月リリース予定)が8点を獲得しています。「続きを読む」にて、各製品レビューの日本語訳をご覧頂けます。

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『BOLLYWOOD ELEMENTS』 9/10
インドのサンプルライブラリ専門家Philtre labsが誘う亜大陸への旅。そこにはフルートやシタール、マンドリンといった既によく知られた楽器や、タンビ、ラヴァンハッタ、サーランギといったエキゾチックな楽器まで、伝統的な楽器コレクションが同行。これらの超絶演奏や高品位録音を楽しむために、その楽器がどんなものなのか知っている必要は無い。1.3GBもの素材を手にしても、さらにもっと欲している自分がそこに居た。ともかくこれは極めて優れた製品だ。

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『EZX JAZZ』 8/10
Roy ‘Futureman’ Wootenは、EZdrummer / Superior Drummer 2.0用の拡張音源によって不朽の名声を得た最新「セレブ」ドラマーだ。EZX Jazzの名前が示すとおり、ルーズでモダンなジャズドラムサウンドをコンピュータでの音楽制作にもたらす。(中略)全ての楽器は土臭くライブ感に溢れており、ブラシ演奏に切り替えることも可能。(中略)同梱のMIDIグルーブも様々な表情を見せるうえ、電子ドラムユーザーに対する配慮も行き届いている – 750MBのサウンドバンクとは思えないほど表情豊かな演奏が行える。唯一の問題は、あまりにもジャズに特化したサウンドであることだ。本物のジャズドラム音源を求めているなら本作で間違いない。ただし、より汎用的なドラム音源を求めているなら、Toontrackがジャズを謳う時は気を付けたほうが良い – それは本当に言葉どおりだからだ。

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『PLAYA』 8/10
ご想像通りPlayaはヒップホップ市場に特化している。伝統的なROMpler型インターフェースにMPCスタイルのパッドが統合されている。このパッドは、一つのMIDIノートで複数のサウンドをトリガーすることが可能。例えば、Pad 1をC3/E3/G3とリンクさせ、MIDIキーボードの一つの鍵盤でそれら3つのノートを演奏できる。(中略)収録サウンドはかなり良い。オーケストラ楽器やワークステーション・キーボードも良質だが、ドラム、リード、ギターは特に素晴らしい。コストパフォーマンスも優れている。(中略)ヒップホップ音源の拡張を考えているのなら、Playaも候補に入れる価値がある。

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『AUDIOBOUTIQUE ELECTRIC ELEMENTS』 8/10
Mutekki発の本作は、ミニマル、グリッチ系ハウスに特化したダンスサウンド集であり、優れた仕事がなされている。(中略)サウンドはとても素晴らしく、特にクラップはモノラル/ステレオの2バージョンを収録。全てのサウンドはBPM127に統一されており、エレクトロやミニマル系はもちろんのこと、グリッチサウンドに手を出したいプロデューサーにもお奨め。

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