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[Vocaloid2情報] 出張終了のお知らせ。

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VOCALOID2「初音ミク」に関する取材/商談がメインとなった、4日間続いた出張も終了。実際、全ての案件を消化することはできなかったので、近く、再度上京する事となる予感です。

ITmedia様の迅速な記事発表にて、ご存知の方も多いかと思われますが、現在、「初音ミク」に関する色々な企画提案を受けています。「初音ミク」ユーザーの皆様にダイレクトにメリットのあるお話は全て前向きに進めているのですが(詳細の公開は今しばらくお待ち下さい)、規模の大きなメディア展開に関しては慎重な対応をしています。(ご意見がありましたら是非コメントまで)

…と言いますのも、正直、クリプトンに大規模なプロジェクトに関わっている余力は無く、「CV-02」「CV-03」の企画/制作にこそ力を入れなければ、ある意味大き過ぎた”初音ミク・インパクト”とバランスするシリーズ展開が出来なくなってしまう懸念が有るからです。(かといって、制作会社に丸投げする事は出来ませんので…)

アニメやゲームでは無く、とりあえず「CV-02」「CV-03」にご期待頂けると幸いです。

また、今回の出張で、生まれて初めて本格的な取材を受けたのですが、直にお話するのは良いものですね。弊社の社長だけではなく業界内にも「ニコニコ動画」や「初音ミク」のファンの方が沢山いらっしゃる事を知り、また、高いテンションでお話をさせて頂けたことは、本当に良い思いでとなりました。

出張の最後(つい先ほど)には、自分へのご褒美として、新国立劇場で以前から見たいと思っていたアーティスト勅使川原三郎氏の極めてセンシティブな舞台(演出)を見る事も出来て、忙しいけれども非常に密度の高い貴重な時間を過ごす事が出来ました。

その舞台を見て少し頭があらぬ方向に回転(空回り)しているのですが、”生/ライブ”が素晴らしいのは時間が進んでいく様や、空間が変化していく様を、空気や肌で感じられる事であって(音だけ取り出すと編成によりますが録音物のほうが全然良かったりしますし…)、既成概念を打ち破るような、高密度な情報量(五感に加えて、次の瞬間を楽しもうとする時間的感覚が入り混じった情報量)を作れるのもライブならではですよね。ライブは刺激的です。

んで、インタビューを色々と受けているうちに痛感したのが、「ニコニコ動画」は、その仕組みによる情報量の多さから”ライブな温度”を感じる電子空間のステージであると。その上に立っている「初音ミク」に関しては、”音声合成ソフト”という先入観から、初音ミクの”歌を聴く”のと同時平行して”人間の歌との違い”を模索したり、無意識下で”生き物以外の歌に、感情を感じたのは何故だろう?”と困惑したり、そもそも”アンドロイドの歌を聴いている状況”に、心地よい違和感を感じたり…そんな個々の認識の部分で(場合によって)上手い歌手の歌を聴く時とは、別質の”無駄な”情報量の多さが、感覚として新しく、楽しいのでは無いだろうかと。(そういえばキップハンラハンの新作は情報量多かったなあ…とか)

まあ、以上、企画者の戯言ではありますが、色々な方々とお話しする度に「初音ミク」の事をより深く知る事が出来そうな気がしています。(酷く悶々としているのでシャワーでも入って頭冷やしてきます・・・)


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