SONICWIRE

[メディア掲載]LOOP SPIRAL & Liquid The Voice2 @ サンレコ1月号

2007年1月24日 16:09 by wat

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年末のドタバタで、エントリー出来なかったサンレコ1月号を、今更ですがご紹介させて頂きますm(_ _)m

最新技術を使用したボーカル音源として、VOCALOIDとはまた違った制限があるものの”リアルなフレーズの流れ”という意味で、他のソフトを圧倒する『Liqid the Voice2』。最大で1オクターブくらい動かしても音質的に合格ライン。とのコメントは非常に嬉しいものがあります。さて、タイムストレッチの進化はどこまで行ってしまうのでしょう??

次に『LOOP SPIRAL NEW YORK SESSIONS』。今月号の連載特集『US Beat Makers Lab』にフィーチャーされている、モス・デフなど往年のRAWKUSの名曲を数多く手がけたプロデューサGe-ology氏も”オーガニック、オーガニック”と連呼しておりますが、D’angelo以降の大物SOULシンガーNate James氏と競演する、PE’Zのドラミングが収録された本作もとても”オーガニック”であるとの評。私も生々しいJAZZY HipHopやらNEO SOULなどに一番適したドラムループ集だと思います。(James Poyserのように優美なキーボード・フレーズを重ねたりすると良いだろうな〜とか妄想してしまいます)

他に気になったのは、『プライベート・スタジオ2007』中で登場した、伝説的なレア機材の姿。特に、雑誌どころかネットでもあまりお目にかかれない、竹村ノブカズ氏のスタジオに設置してあったBUCHLAのシンセにトキメキました。

と言いますのも、先日たまたま、BUCHLAのシンセで作られたサウンドプログラムを収録したサンプリングCDを聞いたのですが、素晴らしい音と強烈な個性に圧倒されたばかりだったからです。と言う事もあり、調べているうちに出てきた、BUCHLA社のWEBページ。これが、更に鮮烈なシンセ博物館となっており、『BUCHLA THUNDER』とか、『The Music Easel』とか、一度見たら忘れられない姿形の未来派マシンが出迎えてくれます。。。ホント、夢に出てきそうな強烈なデザインです。