[新作情報]PE’Zのドラマー「航」のドラム集、発売直前Ver

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いよいよ、リリースを明後日に控え、弊社への問い合わせも増えている『Loop Spiral〜New York Sessions〜』

今回は、本作の内容的な部分に踏み込んでみたいと思います。
まず、恒例のデモソングから〜っ、ヨイショ!

・Loop Spiral〜New York Sessions〜デモソング「MATATABI」(mp3)

※デモソングは、製品からの抜粋というより、完成されたドラム・ソロ曲です。

次に収録内容(CD-ROMのプレイ・スタイルによって分けられたフォルダ構成)は下記の通りです。

・KOU Style(64 Loop)
・PE’Z Style(18 Loop)
・Brazil(59 Loop)
・Afro&Latin(42 Loop)
・Bop(23 Loop)
・Rock&Blues(46 Loop)
・Funk&HipHop(71 Loop)
・House&Disco(56 Loop)
・Reggae&Ska(34 Loop)
・New_Oreans(48 Loop)

+66種類のドラム単発音(Kick, Snare, Rim, Stick, Tom, Cymbal, Rideなど)

最初に特筆すべきは、オリジナリティ溢れるテクニカルなドラミングを収録した”KOU Style”カテゴリ。特に”休符”を最大限活かした空間的で特異なグルーブは、本作でしか得られない芸術的な仕上がり(それ自体、決して小難しい訳ではなく、ムードが独特といった感じ)。また、JAZZYなループも素晴らしいです。 

“PE’Z Style”は、PE’Zの楽曲でのプレイをベーシックとしたループを収録したカテゴリ。これは好きな人にはたまりませんね。他にも”Brazil/Afro&Latin”の南米のドラムグルーブのバラエティが抜群なのが嬉しい所。勿論、サンバ/ボッサなどに最適なループも盛り沢山です。

そして、個人的に最もグッと来たのは、Black系のグルーブを収録した”Funk&HipHop”に収録されたグルーブ。これ程に”一瞬”たりとも耳を離せないファンキー・グルーブは他に無いですね。

いわゆる”ファンクの王道ドラムパターン”と似た体裁ながら、表情の豊かさ(アクセント/微細な音色変化が巧みなハットワーク、音色の鋭さまで細かくコントロールしているリムショットなど)、言葉で説明するのは難しいのですが、「2つの異なる”印象/パワー感”のドラミングを、半小節毎に、切り替えて今までに無いドラム・ループを実現」みたいな事が実際に起こっています(汗)

こちらのデモソング2でもその傾向が、顕著なので聴いてください。

・Loop Spiral〜New York Sessions〜デモソング「CONGO」(mp3)

それらテクニカルな部分は、”ループをスライスして、刻んで、2種類混ぜて…”のようなポストプロダクションでは得がたい、オーガニックなライブ感を伴っており、アンサンプルに混ぜれば、「流暢にプレイされていくのだけれど、耳を傾けると凄い事になっている」という感じです。要は、人力ドラムンベースならぬ、”人力ブロークン・ビーツの傑作”の様に思えました(俗っぽい表現で申し訳ありません)。

とにかく、このサンプリングCDでなければ実現できない”個性”、”ライブ感と同居するクールネス”があり「唯一無二のドラム集」炉いえる作品。都会的なROCKから、JAZZY HIP HOPの方々まで、幅広く幸せになれるでしょう。ハイ。

最後に、まだまだ有る本作の注目ポイントは下記に箇条書きにしてみました。参考にして頂けると幸いですm(_ _)m

・なんといっても「KIRK YANO」氏のミキシング!。特定のプレイヤーをフィーチャーしたアーティスト・サンプリングCDにとって重要な、”統一感/カラー”の打ち出しかたは、もう、素晴らしいの一言です。

・一つのドラム・パターンに対して、最大5種類のリズム・バリエーション

・一つのドラム・パターンに対して、最大4種類のフィル

・一部のドラム・パターンでは、”NO KICK”,”KICK ONYL”,”HAT ONLY”,”End Fill”などのバリエーション有り。

※中には7種類(!!)の”NO KICK”バージョンをもつ壮大なドラム・グルーブもあります。

・単発音の中で特筆すべき、HI HATのバリエーション(25hit)&センスが、 特に素晴らしい。ショート・フレーズになっているモノもあり満足度”高”

・スタジオでの録音風景をメインに、NYの地下鉄からストリートへも飛び出すメイキング・ムービー。ここでしか聴けない素晴らしいドラムソロも!3分41秒。